土木的な事項、例えば、水路のあれこれや、貯留槽のことを考えるのは意外と楽しい。
いくつかオプションを頭の中でざっくり概算してみて、いざ実際に電卓をたたいてそれを確かめてみると、大抵はなにかバランスの悪い結果となる。
色んな案を繰り返していくうちに、ローテクなオプションを2・3組み合わせてみる案や、逆に開き直ってかなり単純化してしまう案というのが、ぴったりはまることがある。これが楽しい。
一方で、はじめに思いついた大雑把な案や、こんがらがった案を思い返すと、人間の発想って案外いいかげんだと思うし、それが大きなスケールで実現してしまう可能性があるのだと思うと少しひるんでしまう。