改修工事と増築工事が同時に進んでいる。
午前中は改修工事で、つけたばかりの窓枠の太さを確認する。これは寒い校舎に内窓をつけるための木枠で、既存のサッシやカーテンボックスに合わせて形状が決まってくる。
増築のほうは、基礎工事に取り掛かったところだ。コンクリートの基礎と一体化される柱の根元(「ゼロ柱」という)が一昨日設置された。ちょうど赤く塗られているあたりからが1階の床レベルということになり、ここから上に継ぎ足されていく。
柱の設置と内装工事というのは新築の物件であれば別の時期におこるものだけど、今回は同時に進んでいる。構造部材の納まりから内装材まで、議論するポイントを変え続けるのは、ピントが安定しないカメラを覗いているような心地で、楽しい反面なかなか大変。